九州バイク一周レポ
はじめに
この記事は10日間にわたる九州一周バイク旅行を記録したものです。転職先から内定をいただき前職の有給を消化していた2019年3月に、東京から大阪までをバイクで、大阪から福岡までをフェリーで行って九州を旅してきました。
私の趣味はこれまでラブライブ一本足だったのですが、2018年の9月にバイクを買ってみて視野が広がったというか、世界の広さとか美しさとか厳しさなんかもこの目で見て、何よりもそういう新鮮さにテンションが上がっている自分自身に一番驚きました。
私の推しの諏訪ななかさんが「すわわーるど」でファンのことを「つーりすと」と呼んでいたことが実はバイクの免許を取った理由の半分だったりするのですが、先日すわわーるどが唐突に終了してしまったので私がつーりすとであったことを忘れないようにする意味も込めてこの記事を書きました。
この先、仕事に疲れた時とか自分を見失った時とかにこの記事に帰ってくることができるように書いているため、当時思ったことをなるべくそのまま書いています。この記事を公開することで世界の楽しさとかバイクの可能性とかが少しでも伝わったら嬉しいです。
百聞は一見に如かずということで写真を大量に添付していますが、私の視界に広がっていた景色はカメラに収まりきらないためこの記事の10倍は楽しんでいたと考えていいと思います。いずれGoProを買って経験を動画形式で保存できるようにしたいです。
目次
- はじめに
- 目次
- 持ち物
- 3月10日(日)
- 3月11日(月)
- 3月12日(火)
- 3月13日(水)
- 3月14日(木)
- 3月15日(金)
- 3月16日(土)
- 3月17日(日)
- 3月18日(月)
- 3月19日(火)
- まとめ
目次が長すぎますが勘弁して下さい。これでも削った方です。
持ち物
本旅行の携帯品は以下の通り。現地調達はボディシートのみ。花粉症なので箱ティッシュを2つ携行しましたが結果的に1つで十分でした。総重量は測定してませんがおそらく40㎏程度。
【必需品】
- 財布、スマホ
- 免許証、保険証、車検証
【旅行用品】
- キャンピングシートバッグ、デイパックリュックサック、ショルダーバック
- バイク用品(ヘルメット、インカム、電熱グローブ、プロテクター、予備レバー)
- カッパ、防寒具(イージス)
- キャンプ用具(テント、シート、チェア、マット)
【生活用品】
- 医薬品(酔い止め、花粉症、風邪、腹痛、痛み止め、目薬、リップクリーム)
- 救急セット(絆創膏、消毒液、包帯、湿布)
- コンタクト、メガネ、髭剃り、ハンガー、ボディシート、箱ティッシュ
- バスタオル×1、フェイスタオル×2
- 下着3日分
【電子機器】
- ノートPC、モバイルルーター、モバイルバッテリー(13000mAh)
- 延長コード、ACアダプター、MicroUSBケーブル×3、Lightningケーブル×2
【その他】
- ツーリングマップル九州ノート、筆記用具
- 双眼鏡
- 水筒
- ウィスキー
- ぬいぐるみ
3月10日(日)
出発⇒大阪港⇒フェリー
出発
朝5時10分に出発。3時には起きていたのに準備や取り付けに想像以上の時間が掛かってしまいました。
海老名SA
若干空が明るくなってきた頃に首都高を抜け、海老名で早めの休憩。レッドブルをチャージ。重量も重心も普段と違うので慣れるまでは安全運転で行ったら板橋から海老名まで2時間かかりました。
駿河湾沼津SA(下り)
駿河湾沼津のSAに寄り道。下りの方は始めて来ましたが広めのフードコートから沼津が一望出来てかなり開放的。
岡崎SA
出発から4時間経過して9時。ガソリンを補給して大阪に向かおうとしたら小雨が降り始めてしまいました。雨雲レーダーを見て雨雲が程度通り過ぎるまで休憩。色んな飲食店や売店があり、朝食代わりに唐揚げを2ついただきました。
大阪 なんば、道頓堀
大阪に到着。港にバイクを止めてなんば周辺を散策。結構な勢いで雨が降っていました。Aqours声優が名指しでオススメする、くくるのたこ焼きを購入。普通においしかったです。
たこ焼き(790円)
大阪港
バイクで初フェリー!正面から車止めに乗り込んだ時の興奮がヤバかった。リアル船出です。
室内の様子。他のお客さんもいらっしゃいましたがとても快適でした。ここで1日目終了。
3月11日(月)
門司港
朝5時。真っ暗で何も分かりませんでした。幸いにも雨は上がっています。
豊後森機関庫
九州最初の目標地点。Googleマップに任せていたらメッチャ山の中を走らされました。ここでYahooカーナビに変更。この時点で朝8時。
Aqours 3rdシングル「HAPPY PARTY TRAIN」の舞台、それが豊後森機関庫。
私の推し「諏訪ななか」さんが演じる松浦果南がセンターを務める名曲の舞台なので一度は来てみたいと思っていました。
国鉄9600形蒸気機関車 29612号機
この日は朝から雨が微妙に降ったり止んだりを繰り返していました。風も強くて雲が流され太陽が顔を出した瞬間、虹が架かりました。
日の光が一番強い瞬間はダブルレインボーだったのですが、本当に数秒だったので感動に震えてたらシャッターチャンスを逃しちゃいました。てへ。
別府 地獄めぐり
豊後森から1時間半移動して別府で地獄めぐり。7つの地獄があり、まとめて入場券を買うと800円ほどお得です。外人のツアー観光客が多く、地獄の中にもハングルの案内板がたくさんありました。
かまど地獄
かまど地獄 燻製たまご(70円×2)
海地獄
坊主地獄
白池地獄
龍巻地獄
味処よね田 だんご汁(750円)
金箔ソフト(680円)
サンリオ ハーモニーランド
推しがサンリオ好きで、イベントでも毎回コラボしているサンリオキャラクターのテーマパーク。多摩センターにあるサンリオピューロランドの姉妹施設です。バイクの駐車料100円払って入場。時間が勿体なかったので流石に園内までは入園しませんでした。
糸ヶ浜海浜公園
夏場はキャンプ場としても開放されている海浜公園。広くて綺麗でした。九州の砂は粗くて白い気がします。だから海も綺麗に見えるのかな。
ホテルソラージュ大分・日出
糸ヶ浜にあるホテルで、日帰り温泉に650円で入れる。めちゃくちゃ広い風呂に加えてサウナやオーシャンビューの露天風呂海付きでこの値段はかなり安い。開放的な露天風呂でゆっくり半身浴しながらリラックスできました。
鉄輪ゲストハウス
当日10時に電話しても予約させてもらえました。宿泊2500円、洗濯乾燥300円。管理人とMotoGPのレースを観戦。漫画もバリバリ伝説やばくおんが揃っていて長期滞在しても退屈しなさそうでした。
私がお借りした和室。普通に広いし縁側もあって荷物を置けるので4人程度なら余裕で宿泊できます。
辛麺屋桝元
ゲストハウスに荷物を置いて一息ついたら、温泉街に向かって歩きながら適当に食事。
元祖辛麺(750円)
スープ甘辛、麺ツルツル、卵フワフワ。おいしい。
桝元名物 なんこつ(350円)
名前的にコリコリ系かと思ったらプルプルのコラーゲン。食べたことのない味と食感でした。
そのまま別府の温泉巡り。100円で入れる温泉(というか公衆浴場?)を2か所回り、ゲストハウスに戻って2日目終了。
3月12日(火)
別府⇒やまなみハイウェイ⇒阿蘇市⇒阿蘇パノラママライン⇒球磨川⇒人吉⇒多良木
やまなみハイウェイ
鉄輪ゲストハウスの管理人がオススメするコースに沿ってツーリング。朝7時に出発
別府の山は野焼きされるらしく、黒い土が露出し視界に遮蔽物のない山肌を快適に走行することができます。
ゆふいん狭霧台
途中の展望台で休憩。いつの間にか結構な高度を走っていました。
九重夢大吊橋
日本一の吊り橋。通行料は往復500円。何が日本一なのかは分かりませんでしたが、高所恐怖症の私は冷や汗をかき懺悔しながら一歩ずつ歩きました。
私、高所恐怖症なんです。いや普通に怖くね?
恐怖で震える。これもう「多元宇宙迷宮」じゃん。
左手には滝が二つ。左が天狗の滝、右が七折の滝
滝と反対側の景色
雑に繋げると視界はこんな感じ。
なんだかんだ途中で恐怖に慣れて渡り切りました。安堵の表情(◠‿◠)
やまなみハイウェイ(再)
大吊橋から戻って再びやまなみハイウェイ。前後に車が全くおらず、景色を独り占めしながらマイペースで快適に走行。途中で山肌が雪化粧になっていたり、眺めが良かったり、牧場の中を走っているような一本道があったり、走っていて非常に気持ちよかったです。感動のあまり叫んだり、モトブロガーのように実況し始めたりと、異常行動を抑えられないぐらいの衝撃を受けました。最高でしたやまなみハイウェイ。ウェイもハイになるからハイウェイって言うんでしょうね。フフッ。
やまなみハイウェイ終盤、山を下る道にあった展望台からの景色。阿蘇市が見渡せます。
阿蘇神社
折角なので参拝しました。熊本地震で楼門と拝殿が全壊しております。九州は活火山地帯なので地震も多そうです。
道の駅阿蘇
既に11時。ここで朝食兼昼食をいただきながら、この日に阿蘇山の警報レベルが上がったとかで情報収集。道の駅阿蘇は国土交通省が平成27年度に選定した重点「道の駅」です。飲食物がかなり充実していました。
くまもん
道の駅内部の休憩所
牛タン塩焼き丼(680円)
これ絶対おいしいやつだと思って購入。どう見ても美味い。牛タンは厚くて歯応えがありました。美味い。
馬まんジャンボ(300円)
写真じゃ分からないけど私の手くらいのサイズがありました。名前に恥じぬボリュームと具材に染み込んだ馬肉のワイルドな風味が独特でした。
いきなり団子(100円)
あんことサツマイモが入った熊本県の郷土料理。バイクで走り続けてるとなかなか食事をする機会がないため保存食として携行しました。食べたのは1日後でしたが普通に美味いしかったです。5個くらい買っとけばよかった。
阿蘇パノラマライン
阿蘇山の牧場感を堪能できます。この道でも前後に車が全く見えず、テンションゲージを振り切って実況開始。やまなみハイウェイからの阿蘇パノラマライン、最高でした。ただ単に道を走っているだけなのに、なぜこんなにも楽しいのでしょうか。
あか牛さん。世界は広いぞ。
阿蘇山河口付近。後ろでモクモクしてるのが火口です。こう見えて標高1200mくらい。
雲が近い!
そのまま阿蘇パノラマラインを南下。
これが人の営み…
この辺から楽しすぎて、洒落怖的な別世界に迷い込んで旅してる感覚に陥りました。離人感を通り越した離界感。世界と自己の連続性が崩壊するくらい楽しいです。
うまく掴めんが、我を忘れるほど楽しいツーリングの最中にふとラブライブの事を思い出して、あぁ今ラブライブの手の届かない世界に逃げてきてしまったのかと楽しい夢から醒めたような感覚になり、それからはラブライブの事しか考えられず元の世界に帰るため焦燥に駆られながらエンジン吹かしたっぽい
— ぶ (@butyouare) March 12, 2019
高千穂峡
鉄輪ゲストハウス管理人のオススメ経由地。観光客の他にもライダーやロードバイク集団で賑わっていました。岩と綺麗な水だけでここまで芸術的な自然が出来上がるって凄いのでは?
球磨川
目的地は多良木だったのですが、「めだかボックス」という漫画に登場する「球磨川禊」というキャラがあまりにも大大大好きなので、敢えて迂回して球磨川を上りました。急流の川下りで有名らしいのですが、想像以上に川幅が広いめっちゃデカい川で悠然としていました。もっとひねくれているのかと思った。ちなみに「めだかボックス」の登場人物は全員が九州の地名にちなんだ名前なので、もし九州を観光する機会があれば観光前に読破することをお勧めします。さっきの高千穂さんもいます。
こちらが球磨川 禊。
こちらが球磨川です。
人吉市
「めだかボックス」の主人公、人吉善吉の名前のモデルになった人吉市。
上村うなぎ屋
うな重(2700円)
絶妙な焼き加減の身がふっくらしていて美味しい。お吸い物にもうなぎの肝が入ってます。
ブルートレインたらぎ
宿泊3080円温泉入浴券付き。はやぶさ号に泊まれます。鉄ヲタ系の4人組がいらっしゃり本来はそういう文化財的な価値を楽しむべきだったのでしょうが、20時ごろに到着して疲労困憊の私は横になった瞬間爆睡しました。
3月13日(水)
えびの高原⇒霧島⇒青島⇒日南⇒南郷
少しゆっくりしすぎました。朝7時に出発。
えびの高原
かなりキツいカーブの峠を上った先にある高原。標高1000mを超えておりめちゃくちゃ寒い。バイク用のグローブを付けて白鳥山に登山しました。2つの池と霧島山が見えます。
霧島 さくらさくら温泉
宿泊もできる温泉。日帰り入浴は700円。えびの高原で冷え切った身体を温めてもらいました。
宮崎県 青島
霧島からまっすぐ東に向かって宮崎県の海岸へ。洗濯版のような地盤がのぞく海面に浮かぶ島、青島。名前だけでなく海も青くて、いかにも南国に来たっていう感じがしました。
日南
海が青くて思わず路肩にバイクを停めて写真を撮りましたが、写真だと感動が1ミリも伝わらないですね。3月だというのに爽やかな夏のような海がずっと続きます。左手には海、右手には切り立った山。
道の駅 なんごう
すっかり道の駅に甘える癖がついてしまいました。海鮮丼に付いていたマンゴー味噌と野菜スティックも美味でした。カットマンゴーの味を忘れられず、最近はセブンの冷凍マンゴーをよく買っています。
海鮮丼(1500円)
カットマンゴー(500円)
日南フェニックスロード
海が青くてめっちゃ綺麗(n回目)
そのまま宮崎県の海岸沿いを南下する予定でしたが、突然の通行止め。ガソスタの店員さんに聞いたら2年前から通行止めだとか。迂回してかなり時間を持っていかれました。
湯遊ランドあいら
本当はこの日のうちに佐多岬まで行く予定でしたが、えびの高原の登山に時間を割いたり、通行止めを迂回したりとで目的地の手前で宿泊。宿泊+温泉込みで4000円。本来は研修室らしく、とても広い。異常なまでに広い。これ1人で使って4000円でよいのでしょうか。ゲストハウスと違って完全個室の上にバストイレ付きで、九州旅行中圧倒的一位の高コスパ宿です。
コンビニが遠くてしかも途中でインカムを落とし、街灯もない真っ暗闇の中必死にインカムを探したのも今となっては楽しい思い出です。
3月14日(木)
佐多岬ロードパーク
佐多岬までの道中なのですが、目に入る海島雲の景色のひとつひとつがあまりに綺麗すぎて何度も立ち止まり写真撮影してしまい、全然前に進めませんでした。
佐多岬
本土最南端、佐多岬。道路や周辺施設もきれいで新しく、観光地として力を入れているのか佐多岬周辺もすごい勢いで工事していました。
展望台からの眺望は説明できないくらいの絶景です。360度パノラマの海、島、山、太陽。感動のあまりしばらく動けず佐多岬に居ました。まさに未体験HORIZON。ずっとここで水平線の果てを眺めていたかった。マジでまた行きたい。
桜島
到着とほぼ同時に桜島先輩が爆発しました。バイクに火山灰が付着(´;ω;`)
道の駅 桜島 火の島めぐみ館
極上カンパチ刺身定食(1000円)
カンパチの大きさも厚さも豪快でかなりのボリュームと満足感がありました。レモンをかけて食べると爽やかな酸味が脂の濃厚な旨味を引き立ててより一層おいしくいただけます。鹿児島産のカンパチには信頼しかなくなった。
想像してみてください。この肉厚で脂トロトロな刺身に少しレモンを絞り醤油に付けて口に運んだ時、口の中に広がる濃厚で爽やかな風味を…新鮮で引き締まった身を噛みしめる食感と、その度に吹き出してくる旨味を...
そのまま桜島をぐるっと一周。これは桜島を反対側から見た時の景色です。
熊本 かつ美食堂
桜島から高速に乗って熊本へワープ。熊本と言ったら馬刺しということで馬刺しを提供してくれる定食屋へ。
馬ホルモン煮込み(980円)
馬のホルモン煮込みは牛よりも肉厚でワイルドな風味でした。
馬刺し(1200円)
馬刺しはとても柔らかく臭みが全くなかったです。飲める馬刺し。強い。
たてがみ(500円)
しっとりして歯応えのある脂ののった...何だコレ...?
馬ハツ刺し(880円)
ハツ刺し自体が初めてでした。ツルツルしててレバーコンニャクみたいな感じ。
ゲストハウス ティガ
宿泊2500円。仕事の都合で熊本に来て1か月以上個室に滞在している方がいらっしゃるとか。この春大学生になる青年と同室になり鹿児島から神奈川まで自転車で引っ越す旅の途中という話を聞いて若さには敵わないと思いました。私も20代のうちに色々と挑戦したいです。
熊本アーケードの仙台感。
麺屋軌跡 鯛塩ラーメン(750円)
3月15日(金)
熊本⇒島原⇒雲仙⇒佐世保
熊本フェリー
熊本フェリーターミナルから2500円、30分で島原に到着。途中で広島から来ていた消防団のおっちゃんに声をかけられました。バイクは年をとってからも楽しいとのことです。フェリーは最近のもので船内も船外もピカピカでした。
雲仙地獄
有名なので来てみましたが、別府の地獄巡りほど特色的ではなく比較的狭かったので、歩いて数十分で回ることができました。野良猫と遭遇して戯れたのが思い出です。
オチはない pic.twitter.com/EZXwN8mPLq
— ぶ (@butyouare) March 14, 2019
仁田峠
通行料100円の一本道。カーブで対向車に怯える必要がないというのは新鮮な気分でした。当然ながら景色も良くて、阿蘇山と違って山だけでなく海と島に囲まれた島原一帯を見晴らすことができます。雲ひとつない気持ち良い天気でした。
諫早湾干拓堤防道路
雲仙から佐世保方面に向かう途中にある海上道路。その長さ約8km。信号も一切ない直線道路で車も少なくて気持ちよかったです。途中にある休憩所で写真を撮影しました。
諫早方面
道の駅 彼杵の荘(そのぎのしょう)
すっかり道の駅に食事を頼る用になってしまいました。こちらも阿蘇と並んで、国土交通省が平成27年度に選定した重点「道の駅」です。売店には海産物・農産物が充実しており、からすみや焼きあごなどの長崎の名物が集まっていました。無料のお茶がメチャクチャ美味しかったです。
くじら釜飯(390円)
うに山盛り(1000円)
ハウステンボス
ここからいよいよ始まります、佐世保編。こちらは推しの写真集の舞台となった聖地です。名探偵コナンの第342話「ハウステンボスの花嫁」の舞台にもなった有名なテーマパークですね。ちなみに私の推しもコナンが大好きだったのでハウステンボスを写真集の舞台に選んだらしいです。本当は中に入りたかったのですが入場料7000円と聞いて諦めました。
峰坂 平戸往環
推しの写真集の撮影地。「坂道のアポロン」のロケ地にもなった坂です。場所が非常に分かりづらく、スマホで調べているところを現地人のライダーに助けていただきました。峰坂公民館の近くです。
No.77
No.78
No.79
海きらら
こちらも推しの写真集の舞台となった水族館。1440円で中に入れます。
No.49
No.50
No.51
No.52
写真に付けているNoは諏訪ななかさんの写真集「7ct -Nanacarat-」のページ番号です。写真集のページと写真を並べて遊んでいたため変なトリミングになりました。めちゃくちゃ良い写真集ですし電子書籍版も売っているので興味のある方は是非ご一読ください。この写真集がなかったらこんなに佐世保と九州を楽しめませんでした。ありがとう7ct。 ありがとう諏訪さん。
石岳展望台
こちらも推しの以下略。「ラストサムライ」のロケ地にもなっている展望台です。夕日が綺麗らしく、本当は日没まで粘りたかったのですが雷雨が来ており、雷の中で展望台にいるのは流石に危険だと感じたためホテルに戻りました。
No.56
No.57
これが佐世保の景色…日本の西の果て、日の没する地…
佐世保バーガー ビッグマム
駅前のアーケード街にある、地元では湯名らしい佐世保バーガーのチェーン店。店頭に設置された艦娘のキャラスタが気になります。店名の四皇となにか関係が…?
佐世保バーガー単品(700円)
ありえん美味い。余裕で2個くえる。ソースがとても美味しいです。
東横イン
長崎周辺にはゲストハウスやライダーズハウスが少なく、ついに普通のビジネスホテルに宿泊してしまいました。敗北です。6300円。
ちなみにこの日はμ'sの園田海未ちゃんの誕生日!記念で回した11連で人生初のUR3枚抜き。ひとりでめちゃくちゃ盛り上がってましたw海未ちゃん可愛すぎか…?
3月16日(土)
佐世保 戸尾市場街
至って普通の商店街。推しの以下略。朝イチで行く予定だった公民館が朝9時からの営業だったので、この日は遅めのスタートとなり、時間をつぶすために商店街を散策しました。
No.82
神崎鼻公園
九州旅行の目的地の一つ、本土最西端の地。最南端の佐多岬と比べると公園感が強く、途中の道も漁師の波止場を抜けてやっと辿り着けるなど観光地的な雰囲気は余り感じませんでした。
佐多岬と合わせてエグゾディアの足パーツ2枚ゲット。
松浦 海のふるさと館
道の駅的なところです。平戸港の新鮮な魚を直売しておりナマコとかも生きたまま普通に売ってます。かなりお腹が減っていたので刺身をで購入してそのままいただきました。長崎県のアジは身が厚く臭みがなくてマジで美味です。
これは最前着座で松浦の彼氏面をするオタクがカエルになってしまった戒めの像。
松浦駅
私の推しが演じる松浦果南の名を冠した駅。Aqoursキャラの中で駅名として実在するものは松浦駅と小原駅と高海駅だけみたいです。せっかくなので記念撮影。
松浦駅で遭遇したネコちゃん達。お腹を空かすために30分くらい遊んでいました。長崎県は人懐こいネコがいっぱいいて良いですね。
松浦魚市場
通りすがりにちょっと視界に入っただけなのに、あまりのパワーネームに負けて思わず撮影。
ドライブイン鳥
ここから佐賀県編に突入。伊万里を突っ切って目的地、ドライブイン鳥へ。
ドラ鳥はゾンビランドサガの聖地です!
入り口付近には色紙や声優のサイン入りポスター飾られています。田野さーん!!!
店内の様子。土曜の14時だというのに結構混んでおり二階に案内されました
一番定食(1030円)、せせり(580円)
鶏肉はプリプリで美味。鳥飯と鳥スープは普通でした。
アニメイト モラージュ佐賀
「アニメイトがある=街の中心部」という経験則に従ってまずはアニメイト。駅から離れた普通のショッピングモールでした。
ドライブイン鳥のTシャツが売っていたので購入(ఠᴗ<)☞ このムカつく顔した鳥のTシャツは友人にプレゼントしました。
佐賀駅周辺
熊本で痛い目を見たので遠めの駐車場に止めて徒歩で散策。かなり閑散としていたので、普通にバイクで散策してよかったです。
プラザ656
佐賀城の城門
ライブハウスSPIRITS
意外と距離があって徒歩の限界を感じました。一通り見終えるころには日が落ちてしまっていました。
ホテルAZ
1泊4500円。土曜だからか佐賀駅周辺のホテルが全部埋まっており、駅からバイクで20分の格安ホテルへ。このホテルAZ、九州全域に存在しており価格設定も4500円で一定。これまでの道程で何度も見かけており、どんなもんか気になっていました。中身は至って普通のビジネスホテル。朝食付きは微妙にありがたいです。
3月17日(日)
唐津市歴史民俗資料館(旧三菱合資会社 唐津支店本館)
この日もゾンビランドサガの聖地巡り。まずは巽幸太郎の屋敷!
唐津駅北口 赤獅子
唐津市ふるさと会館アルピノ
ゾンビランドサガのコラボグッズも売っていたので、ここでおみやげを購入。
虹の松原
写真は側道ですが、こんな感じの道が4kmくらい続きます。本道は松がアーツのように頭上を覆っていて、松の葉の木漏れ日の輝きが幻想的でした。
マリンメッセ福岡
2018年7月7日のAqours3rdLiveTour千穐楽が開催された思い出の地。立ち寄ってみたらNEWSのライブやっていました。右下の写真はAqours3rdLive福岡公演の様子です。
Aqoursの3rdライブ福岡1日目は豪雨で色々ありましたが、私は2列目でWBNWを目に焼き付けたりと色々と思い出に残るライブでした。心に刻むんだ、僕らのことを。
🌟Aqours 3rd LIVE TOUR 福岡公演1日目🌟
— ラブライブ!シリーズ公式 (@LoveLive_staff) July 7, 2018
⁰福岡公演初日無事終了致しました。⁰また本日は沢山の方にお越し頂き本当にありがとうございました!
明日はいよいよ3rdライブツアー千秋楽です!みんなで創り上げてきた物語、最後まで盛り上がっていきましょう🎶⁰#lovelive pic.twitter.com/sXlRIimMsy
伊都きんぐ
バイクを駐車して博多・天神市内を散策。博多はこれで3回目です。
7月に来たときは季節限定で購入できなかったどらきんぐ生にリベンジ。丁度糸島から届いたところでした。(写真撮り忘れ)
ぶつぶつジャム。特に意味はない。
博多とんこつラーメン伍
以前に行ったことのあるラーメン屋へ。餃子がメッチャ美味くてオススメです。。パリパリの皮と羽根にニンニクの効いた肉汁あふれるジューシーな具がマジで美味い。
ラーメン(680円)
餃子(320円)
北九州 小倉
フェリー出航までに時間があったので、時間をつぶすために駿河屋を求めてやってきました。
駿河屋が入っているビル、「あるあるCity」。テナントの9割がオタク向けという実質介護施設。
ぼくが考えた最強のテナントみたいなラインナップ。秋葉原をビルにするとこれになる。住みたい。
マチアソビCAFE
Fate/stay night [Heaven's Feel] のコラボカフェの隣で原画展を開催していました。ライダーはいない(´;ω;`)
セイバーオルタ!
アーチャー!!
お仕事中のヘラクレスくん!!!!!!!
門司港
九州最後は行きと同じ名門大洋フェリー。往路のフェリーよりも内装が新しかったです。なんとこの日は偶然にもゾンビランドサガの1stライブ、しかもWeb配信しているということでフェリーの中でずっと見ていました。残念ながら最後のMCの途中で圏外に。
これにて九州旅行は終了です!お疲れ様でした!!!
3月18日(月)
家に帰ろうと思ったんですけどねぇ…
駿河湾沼津SA
沼津、来ちゃいました。
西伊豆スカイライン 土肥駐車場
フェリーを降り、大阪から高速で6時間くらい走った後の西伊豆スカイラインはかなりしんどい。もう日が暮れそうになってますね。
達磨山
九州で散々山とか展望台に足を運んだので、沼津の景色も見たくなっちゃいました。山頂が結構遠くて疲れますが景色はマジで最高!淡島や沼津港だけでなく、修善寺方面の虹の郷や狩野ドームまで見晴らせます。
満月2
電車が見える居酒屋で晩御飯。
ラーメンセット(860円)
そのまま万葉の湯に行って風呂入って仮眠。
3月19日(火)
伊豆の国パノラマパーク
ここで友人2人と合流し聖地巡礼。劇場版からAqoursにハマった友人の聖地巡礼案内みたいな感じ。
卍解感ある。5thライブ当選しますように、なんて祈らせてもらいました。
葛城山は景色もキレイだし足湯とかあるのでオススメです。
ワークマン 大仁店
あいきゃん推しのO川君の靴が崩壊していたのでみんなでワークマンに行きました。バイク乗りにとってはワークマンは安いし機能性高いしでかなり信頼している存在です。
淡島
この日は淡島ホテルでランチ。淡島には何度も足を運んでいますが、淡島ホテルに入ったのはこの日が初めてでした。
淡島ホテル
フロントマンに案内されて中へ。広いロビーと豪華な雛壇に圧倒されながらフカフカのクッションに沈められました。
食堂へ。
淡島ホテル シャイニーランチ(1万2000円)
マグロと金目鯛とウニとキャビアとサザエのオードブル。野菜がめちゃくちゃ美味い。
今日もパンが美味い。
メインのカレー。伊勢海老、国産牛、アワビ、フカヒレ的何か、堕天使の涙、ズワイ蟹、松茸が入ってます。食べながら思いましたがこれで1万2千円は安いかもしれませんw
食後にデザートとコーヒーをいただきシャイニーランチを堪能しました。
いきものひろばに行ってあせろらちゃん探し。貴重なエサやりタイムをカメラに収めることができました。
淡島水族館のコブダイニキ!
この辺で淡島を離脱。
深海水族館
深海水族館もこの日が初めて。外から見るよりも広くて結構ゆっくり楽しめました。
阿蘭陀館
久しぶりの阿蘭陀館!平日だというのに混んでいました。カレーでお腹いっぱいなのでアイスコーヒーをいただきました。
サンシャインCAFE
死のコースターガチャ開幕…そして撤退…
よく見たら輝きの字が違うw
魚がし鮨
沼津港でなく駅の付近にある魚がし鮨。結構な回数来てますがいつ来てもネタはデカいしめちゃくちゃ美味い。しかしそれ以上に単品で頼む生うにがマジで犯罪的に美味い。10日間に渡る長旅を締めくくるにふさわしい夕飯でした。
帰宅
くぅ〜疲れましたwこれにて完結です!
事故も怪我もなく帰ってこれて良かったですマジで。
まとめ
初日以外は天候に恵まれました。3月という季節柄によるものか若干空気が白んでおり、山を見るのは夏の方が向いているかもしれません。キャンプ用にテントと寝袋を持って行ったものの、九州とはいえ3月なので最低気温が10℃を下回る日が続き、結果的に1度もキャンプをしませんでした。積載の大部分がキャンプ用品だったので、最初からキャンプを諦めておけばもっと余裕が出来たと思います。夏場はキャンプしたいですね。
九州は全県周りましたが、個人的に一番好きな街は長崎県の佐世保市でした。海と山と島があり、広い道路と商業施設、静謐なアーケード、米軍基地、佐世保バーガーと、観光と生活の両面で魅力的な町でした。今回のツーリングでは、大分市や宮崎市、長崎市などの県庁所在地である市街地には行けなかったので、いつか別の機会に観光したいと思います。九州全体としては、平日の移動が多かったせいか、広い道路に対して交通量が少なく快適に走行することができました。海があり、山があり、島があり、温泉がありと、自然豊かな土壌に恵まれた素晴らしい環境でした。またいつか九州を1周したいです。
ツーリングスポットとしては、大分熊本のやまなみハイウェイ・阿蘇パノラマラインの牧場の中を走っているような高原の景色と、宮崎の日南フェニックスロードから見える海岸沿いの青い海とそれに面した崖が印象に残っています。景観道路以外では、本土最南端の佐多岬と、佐世保の石岳展望台から臨んだから360°パノラマの景色が絶景でした。
聖地巡礼の観点でも、ラブライブ、ゾンビランドサガ、めだかボックス、推しの写真集と4つの観点で九州を楽しむことができました。そもそも九州には飛行機で博多にしか行ったことがありませんでしたが、今回のツーリングで九州の魅力を堪能し、また、ツーリングの楽しさ、聖地巡礼の楽しさを再発見することができました。次回の九州はゾンビランドサガのライブで佐賀県を訪れる予定です。
こうして振り返るにあたって、やっぱりGoogleマップのタイムライン機能が便利だと感じました。総移動距離2762㎞、宿泊費22880円、交通費約54000円、食費お土産その他諸々込みで合計約15万円くらいでした。ちなみに旅行が終わった翌日、洗車に行こうとしたら後輪タイヤがパンクしていました。家に着くまで耐えてくれてありがとうバイク。
次は2019年8月に北海道へ行きます。